解決事例：シラチャでの社員素行調査

日本人が4000人以上暮らしているといわれるタイの中小都市、シラチャ。工業団地が多く、日系企業が今日現在も参入し続けています。今回はこの中小都市より調査を行った事例です。ご相談者はシラチャで日系企業を経営する社長様。

「私用で経費を濫用している疑いのある社員が居るので真相を調べて欲しい」とのことでした。プライベートのカラオケなどで遊んだお金を、会社の経費として献上している疑いがある社員が居るということです。真相を探るべく、この社員の調査を行うことにしました。

素行調査を行う際は、尾行や張り込みを徹底して行うことが多いです。トラストジャパンはシラチャの土地勘に精通しており、車での移動がメインのこの街でも、相手を見失うことなく追跡することが出来ます。

今回はターゲットの退社以降やプライベートの時間などを張り込みました。ある日、この社員がプライベートで市街地のカラオケに向かったところで弊社スタッフも顧客を装いカラオケに侵入。そして、真相を捉えました。会計の際、領収書を会社名義で発行するよう申告していたのです。明らかな経費濫用です。

シラチャには日本人をターゲットにしたカラオケや夜のお店が多く、度々今回のようなトラブル、ご相談が寄せられます。この社員は何ヶ月にも渡りこのような濫用行為を繰り返しており、訴訟の対象になると判断されました。
現在は解雇され、弊社が紹介したタイの弁護士のもと、民事裁判の準備が進められています。